Lv1基礎-24 特殊規則7 ฤ rɔɔ・rʉ́
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青色個所=へえ、そうなんだ程度に飲み込めるもの
黄色個所=日本語にはない概念で覚えるのに注意が必要なもの
赤色個所=理論的に煩雑になり、覚えることが多く、タイ語学習において踏ん張りどころとなるもの
タイ語の特殊規則 ฤ rɔɔ・rʉ́
ブラウザによっては音素符号が崩れて見えるかもしれません、ご了承ください。
非常用文字というか、日本語でいヰとかゑとかに当たる文字でしょうか、
限られた単語にしか使われない文字があります。
タイ語における特殊な文字
それがこのฤという文字で、rɔɔ・rʉ́ とよびます。
基本的にはรの要領で発音します。
母音は着きませんが母音を伴って発音します。
発音のパターンは3種類あり、
文字列からだけでは正しい発音を導き出せないため
これも前回と同じく「マイペンライ」で
そういうものなのだ、と覚えてください。
1)รึの発音になるもの
ฤดู
พฤหัสบดี
などがこのパターンに当たります。
音素記号は
ฤดู =rʉ́ duu (季節)
พฤหัสบดี =phárʉ́ hàsàbòtdii (木曜)
となります。
母音がありませんが、ʉ́の音になっています。
2)ริの発音になるもの
ฤทธิ์
これはrít (魔法)になります。
ฤがริの音になりますから、ริทと書いてあるのと同じことになり
発音はrít、です。
なぜí、なのか?
íには声調符号がついていますね、
iとは別の音です。
これは一番最後の声調規則で説明しますので、
とりあえず「そういうものなのか」と流してください。
また ธิ์ という文字がありますね。見たことないかもしれません。
「んんん????」となりますが、とりあえず置いておいてください。
また後で出てくる別の特殊規則です。
マイペンライ、でฤの部分にだけ注目しましょう。
母音がないがriの音になっています。
3)เรอの発音になるもの
これはさらに限定されたケースで、同じく特殊文字ๅという文字と組み合わせて使います。
าではなくてๅです。足が長くなっています。
า 長母音のaa
ๅ ฤと組み合わせて使う特殊文字
混同しないでくださいね。
ฤๅษี でrəəsǐi、と読みます。意味は「仙人・呪術師」です。
ではここまでを動画で見てみましょう。
ほかにもある超レア文字
ほかにも特殊文字では
ฦという文字があります。同じくๅと組み合わせて使いますが
わたしは今まで、日常生活でお目にかかったことがありません。
出てきたときにまた確認すればいいんじゃないでしょうか。
今後「コラム」で文字の使い方を紹介したいと思います。
とりあえずは「そういうものもあるんだー」くらいに思っておけばいいと思います。
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公開日:
最終更新日:2016/09/24