Lv0準備-05 タイ語学習のロードマップ
タイ語学習の道のり・ロードマップ
~Lv0 第5話~
タイ語の習得には何をどれくらい学ぶのか?
タイ語の基礎についてこのサイトではLv1基礎としており、大きく2つに分けます。
「文字」と「声調」です。
まずは文字についての規則を覚え、 文字にひもづく声調を覚えていきます。
文字と声調はいわば大項目で、このサイトでは8つの中項目に分けます。
各項目のコンセプトの難易度についても色塗りをしました。
青色個所=へえ、そうなんだ程度に飲み込めるもの
黄色個所=日本語にはない概念で覚えるのに注意が必要なもの
赤色個所=理論的に煩雑になり、覚えることが多く、タイ語学習において踏ん張りどころとなるもの
ととらえてください。
実際は、これらの中項目をさらに33の小項目に分けて講座を進めます。
初・中級者の方はこのボリューム感がつかめない・誰にも提示されないために
タイ語学習がはかどらなかったり
モチベーションが続かなくなったりしてしまいます。
それが、この表になります。
この表は常に提示してあなたの現在地を示していきますので
- 自らがどこまで進んだのか、
- 踏ん張りどころはどこなのか
- あとどれくらいでめどがつくのか
を常に確認しながら学習に取り組めば
迷うことなくくじけることなく自信をもって学習を続けることができます。
Level1基礎の次は、タイ語の読み書きの実践
「LEVEL1 基礎」ができたら、
「LEVEL1 実践」と進めることになります。
実践では、ひたすらタイ語の文章に触れ、語彙と文法の用法を確認しレパートリーを増やしていきます。
その素材はこのサイト上で十分すぎるほど提供しています。
その後は、
日本にいながらタイ語を学んでいる場合
直接タイ人にコミュニケーションをとれる機会が少ないので
独学でカバーし、
ひたすら読んで書いて語彙を増やします。
ヒアリングはひたすらラジオやこのサイトの「LEVEL2」の方法論を用いて耳を慣らしていきます。
会話については同じく「LEVEL2」のテーマになります。
タイに住んでいて実際にタイ語を用いる機会がある場合
「これなんて言うんですか」
「どうやって綴るんですか」
「どういう意味ですか」
というフレーズを用いて単語や文法、そして慣用句などについて意味を確認する、
そしてとにかく聞いて発話して慣れていくということを繰り返していきます。
ヒアリング・会話はタイに住んでいるといえども日本人には非常にハードルが高いため、
耳が慣れない場合は会話が困難です。
その際の対応方法は同じくこのサイトの「LEVEL2」のテーマになります。
何はともあれLv1基礎の習得は必須です。
基本的に、Lv1の内容の基礎知識があれば
後は実践の繰り返しが上達の肝になります。
文字と声調規則さえ押さえてしまえば、
- タイ語の会話文を文字で確認し
- そこから辞書を引いたりして
- 単語の意味にまでたどり着くことができ
- 耳で聞いて判別し、発話で再現する
ことができます。
文字や声調規則がわからないうちは
そうすることができずに、辞書も引けず、発音も再現できずで
タイ語学習の大きな障害となります。
もちろん、必ずこの順番通りに進めなくてはいけないわけではありませんが
言語の性質上「発音規則がわからないのにヒアリングばかり練習している」とか
「文字をかけるようになっていないのに単語を音だけで覚えようとしている」などの場合は
ざるで水をすくうがごとくで、まずはざるの網の目を埋めなければいけないのに
労力をかけるべきところが逆転してしまっているため遠回りとなる可能性があります。
最初に抑えるべきところが文字と声調規則なのです。
なかなか上達を実感できないとしたら、
この順番をひっくり返してしまっている可能性があります。
基礎をしっかり終えたところで、
ヒアリングと会話は、タイに住んでいない限りどこまでも大きな壁となりえます。
圧倒的に、話したり聞いたりする機会が少ないからです。
その点についてはこのサイトのLv2でカバーしていきます。
基礎知識と読み書きはもうだいぶできる、という方はLv1基礎の講座内容の理解に漏れがないかだけ確認してからLv2へとお進みください。
Lv2はプロの同時通訳者が訓練に用いる方法も取り入れた本格的な取り組みになります。詳細はLv2のページで説明しています。
次のトピック、第6話は
「タイ文字の習得は必須なのか?」というテーマについてはします。
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最終更新日:2016/09/24