Lv1基礎-11 末子音の発音 その1
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青色個所=へえ、そうなんだ程度に飲み込めるもの
黄色個所=日本語にはない概念で覚えるのに注意が必要なもの
赤色個所=理論的に煩雑になり、覚えることが多く、タイ語学習において踏ん張りどころとなるもの
タイ語の末子音とその発音
子音は、単語のアタマに来る場合は「頭子音」、
末尾に来る場合は「末子音」、と呼びます。
ดูดという単語があったとします。
最初のดは頭子音、母音は ูで二回目(最後)に出てくるดは末子音となります。
同じ文字でも、最初につくか最後につくかで発音が変わります。
最初に着く場合は、前回の子音の発音の講座で見た通りです。
再度、音素記号をまとめておきます。
最後に着く場合つまり末子音になる場合は音が変わります。
どういう風な音になるのかの一覧を掲示します。
文字別に頭子音の発音と末子音の発音をすべて並べると
以下のような表になります。
訳が分かりませんね。
末子音の音別に文字を分けたものも用意しておきます。
タイ語ではこのように、 場合によって文字が果たす役割が変わってくるので
自分に覚えやすいように表をアレンジして
もっともしっくりくるものを用いて覚えるようにすると
迷わなくなります。
自分で書いてみることをお勧めします。
では、これらの音がどういう風に発音されるのか、
例を見てみましょう。
この動画では、タイ人の英語が何でみな
しり上がりになって聞き取りづらいのか、
その理由もわかってしまいます。
末子音กの場合
末子音บの場合
末子音งの場合
同じようにして、
ここに出てこない音も
นやร、の音になっていきます。
日本語にない音は
k/p/tの音になるものがミュートされるものと
ง/นの違いですのでこれらには特に注意が必要です。
末子音の発音は、会話に入ってからも細心の注意を払ってください。
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公開日:
最終更新日:2016/09/24