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抽象度を上げれば人生常にベストコンディション その1

   

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このLifeTIPsコンテンツページでは、
どうすれば日々より活動的生産的に生きていけるか?
どうすれば常にベストコンディションを保っていられるか?
どうすればより人生を楽しく生きられるか?
をテーマに配信していきますが、

 

その上で絶対にはずすことのできない理論があります。
「抽象度」という考え方です。

 

これはわたしのオリジナルではなく
苫米地英人さんと言う著者の言っていることです。

抽象度とは?

詳しくは彼の著作を読むことをお勧めいたしますが
(わたしがお勧めする書籍は記事の最後に記します。)
わたしなりにこの概念を噛み砕いて説明した記事がありますので
こちらに目を通していただければ何が言いたいのか、
抽象度とは何なのか、をつかんでいただけると思います。

 

まだ抽象度という概念になじみのない方はぜひ
下記の過去記事をご一読ください。

 

外国語学習を志すオーディエンス向けに書いています。

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

抽象度についての説明記事 全3話 その1

抽象度についての説明記事 全3話 その2

抽象度についての説明記事 全3話 その3

 

 

 

 

さて、抽象度についていったいどういうことなのか、
イメージがつかめたと思います、

 

 

ではこれが人生を生きていくためにどう重要になってくるのか?

 

先日、SNSでこんな記事を見つけました。
「困った」人との上手な付き合い方

面白いですね。
誰でも経験のあることです。

 

わたしが企業勤めをしていた頃も、
同じような悩みがありました。

 

苦手なお客さんとのやり取りは消耗するものです。
この記事では、そういう人たちとどのように付き合っていけばいいか
見事に説明されています。
大変参考になります。

 

しかし、抽象度という観点でこれを見れば
これはまだまだ抽象度が高いとはいえません。

 

別に記事の著者を攻撃したいわけでも
記事の内容に文句をつけたいわけでもないので
次に書くことの論旨を汲み取っていただきたいです。

 

この記事に限らず、
「タイプ別人付き合い攻略法」のようなものは
世の中に星の数ほど出回っています。

 

しかしこれらは、いわば枝葉末節です。
これらは抽象度が低いのです。
抽象度について説明した別記事でお話しましたが、
抽象度が同じレベルにあるものは矛盾します。

例えば、
数字の「1」と「2」は同じものではありません。
別物(インスタンス)です。
同じでないのだから、矛盾しています。

矛盾、というとなんだかわかりづらいかもしれませんが、
相容れないこと、同じでないもの、一まとめにならないもの、とお考えください。

 

しかしこれらの矛盾する概念を包含してひとまとめにすることができるのが、
抽象度という考え方なのです。
概念には階層性があり、上位概念は下位概念を包含しているのです。

「1」、「2」などの相容れない概念を一まとめにするもの、
それはいったいなんでしょうか?

もうお分かりですよね。

 

 

「数字」という概念です。

 

 

「数字」といってしまえば、その概念の中に「1」も「2」も含まれています。
それだけではなく、潜在的には3、4、5、…さらには分数、無理数、循環小数、無限大、素数、
ありとあらゆる数にまつわる概念が包含されています。

 

数字、とひとまとめにしてしまえば1、2などの枝葉末節にこだわることなく
その概念そのものを利用して活用できるようになります。

 

抽象度の高い概念は抽象度の低い概念を包含している、というのがポイントです。

タイプ分けは有用なのか?

では先ほどのSNSの記事に戻って考えて見ましょう、

記事では人をタイプ分けして対応方法を説明しています。
しかし、大別できるとしても人のタイプなんて星の数ほどあります。
もしそれが3つか4つにしか分かれないものであればまだいいですが、
多くの場合「タイプ分け」というのはそんな少数では収まりませんし
場合によってはそれらが複合的になってタイプが成り立つ場合もあり
結局無限の可能性が捨て切れません。

 

われわれは日常生活では便宜的にこれらに折り合いをつけて
「これはだいたいこういうタイプだから」ということで運用しています。
「国産車より外車のほうが燃費が悪い」
「課長クラスになると数字のことばっかり考えてて部下のやってる仕事まではみていない」
「日本人はケータイの音は消しておくべきものだと思っている」
「レストランで子供を騒がせるのはあまり好ましくないと日本人は思っている」

このように、個別の人であったり車のブランドであったり人種別の文化であったり
気づいていないかもしれませんが無意識のうちに物事を抽象化して整合的に操作しているわけです。

 

 

しかしどんな場合にも完璧なグループ分けは難しいのが現実です。、
外車だって燃費のいいものがあるかもしれないし
課長でも部下の仕事を丁寧に見ている人もいるだろうし
日本人でもケータイの音に不快感を感じない人もいるかもしれません。

 

ましてや人間の性格なんて、そのパターンは無限大といえるでしょう。

 

性格診断やタイプ分けがまったく無駄であるとは言いません。
これらは、確かにある程度的を得ているでしょう。

人間は簡単なものを好みますから、
人の性格は大別して血液型別に4つに分けられます
とか至極単純化されたモデルを受け入れやすいのです。

タイプ分けの弊害

なにがまずいかというと、
その時点で「ああ、そういうものなんだ」と思考停止してしまうことです。

それ以外のあらゆる可能性を放棄して
水が低きにとどまるがごとくそれ以上考えることをやめてしまいます。

抽象度がそれ以上上がらなくなってしまうのです。

 

そうするとどうなるか、
自分の持っているパターン分けに当てはまらない場合が出てくるとパニくってしまうか、
うまくいかない、とあきらめてしまうか、どの道うまくいきません。
また、まじめな人であれば、もっと細かくパターン分けしなければだめだ!と
永遠に物事をパターン化していこうとします。

 

パターン分けで一番確実なのは、個別のインスタンス、存在別に分けることです。
血液型がB型のひと、とはせずに、B型の山田さん、川村さん、岡本さん、永井さん、田中さん、…
と永遠に個別化していくのが確実です。
しかしそれではパターン化しているなどとはいえません。

実際はある程度グループ化するのですが、
そのグループ化したものをすべて網羅した「宇宙広辞苑」というものがあったとしましょう、
しかしその広辞苑のすべてのページを覚えることなんてできるでしょうか?
できるわけないですよね。

 

結局、ある程度単純化できたとしても
グループ分けというのは広辞苑を1ページずつ覚えていくことと
本質的に変わらないのです。

その数は4ページかもしれませんし、8ページかもしれないし、
16かも32かも64かもしれません。

 

「タイプ」というのは、抽象度の階層で言えば極小ではありませんがまだ低い階層に位置しています。
枝葉末節であり、相容れない矛盾です。
同じ抽象度の階層で矛盾を解決しようとしたら
その個別の事象をすべて把握しなければなりません。
ものすごい膨大な労力がかかります。
おそらくタイプ分けしているうちに人生終わってしまうでしょう。
次回の記事では更に、
こうしたタイプ別診断などの活用の仕方についてみていきます。




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