元ジェットの LifeTIPs

人生ベストコンディションで最大限に楽しみたい!そんな思いをコンセプトに、日々役立つTIPsを読書録・ショートエッセイとして綴っています。

座右の書 シリーズ

      2016/11/07

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このシリーズでは、ぜひともお勧めしたい書籍についてお話します。
わたしの座右の書とでもいうべき、気分が沈んだ時、道に迷ったとき、
どうしていいかわからなくなった時には今でも立ち戻る最高の人生指南書です。




わたしは1979年生まれです。
就職氷河期と言われる時代に就職活動を経験し、
バブル後の失われた20年を漂流し、
海外生活を含めあらゆる日本の文化、固定観念について考え、
日本人として生まれた自分の思考回路の何が良い方向に働き、
何が自分を苦しめる方向に働いているのか、
ひたむきに向き合ってきました。

そんななか、自分の人生をよりよくしていくために
必要不可欠であると確信するに至った考え方、生き方の実践を本から学び、

  • 毎日つまらなく
  • 何のために生きているのかもわからず
  • ひたすら時が無為に過ぎていくのをなすがままにしていた

それまでの人生が大きく変わりました。

  • 就職するもろくな目に合わず
  • 人間としてなっとらん、と企業社会から不適合印を食らい、
  • 転職するたびに年収が下がる

といった踏んだり蹴ったりの半生でしたが

少なくとも今は自由を感じ、
そして自分の人生を思いきり楽しめるようになったのは
これらの本で学んだものの考え方をそのまま
自分の人生に当てはめていったからです。

想定読者層は1970年以降生まれのバブル知らずの世代ですが
どんな世代にも非常に重要な考えが詰まっていると思います。

お話に挙げたい本は2冊あるのですが、
これらはもう5回は通読しているのです。

繰り返し通読することの意義

本は一度読んだだけでは自分のアタマに入ってくるものが非常に限られます。
人間は基本的に、知っていることにしか注意が働きません。
知らないことは理解できないか、想像することもできずに
視界に入ったとたんに忘れ去られていきます。

脳は3%ほどしか使われていない、といいますが、
これは人間の生理と密接にかかわっています。

人間の脳を一つの「回路」としてとらえた場合、
その回路を動かすために必要な電力は、
原子力発電所一基分のエネルギーに相当するそうです。
それだけの潜在的な回路を我々の脳は秘めて持っているのです。

かたや、「電力」つまりエネルギーを作り出す我々の消化器官はどうでしょうか?
ものを食べて、噛んで飲み込んで、消化して排泄する。
これは脳の潜在的なパフォーマンスと比べると非常に見劣りします。
どんなに大食漢でも、一日に10000cal以上消費するのは無理でしょう。
人間の消火器は進化の歴史上非常に発達が遅れており
豚などの動物と同じくらいの能力しかないそうです。

方や脳は、地球上の生命体の中でもっとも発達しています。
ほかの生物にはできない論理思考をし、
言語という非常に複雑なコミュニケーションをとります。

人間の脳がもしフル活動したら、
原発一基分の電気を消費する、
そのエネルギーを人間の消化器は作り出せないのです。
ですから脳の使用量を3%程度に抑えておく必要があるのです。

本当に3%かどうかはよくわかっていないようですが、
どういうことかというと、脳はとことん手抜きをします。
本を読んだところで、知らないものをわざわざ知ろうとして
エネルギーを消費するよりも、
(自分がすでに持っている知識と関連付けて)知っていることにしておくか
そもそも見なかったことにして意識に挙げないようにします。
いわば、重要なこと以外にフィルターをかけ、オーバーヒートしないように
リミッターをかけているわけです。

重要なこと、それは何か?
まず当たり前ですが、生命として個体を維持するための本能。
食事、睡眠、生殖本能。これらには非常に大きな割合で脳の活動が割り当てられます。
脳は個体維持という強烈な生命の本能、いわばOSにもとづいて
われわれに空腹を感じさせ、眠気を感じさせ、性欲を感じさせます。

その次に、社会的な欲求。
自己実現であったり、自分の夢であったり、
自分の人生をいかに楽しく生きるか、などです。

この社会的な欲求は、様々な障害が立ちはだかり
あわよくば忘れ去るように周囲の環境からの干渉が入ります。

  • 自分の人生を生きたい←そんなこと言ってないで社畜であり続けろ
  • 自分の夢をかなえたい←そんなこと言っていないで世間体を考えろ
  • なりたい自分になりたい←そんなこと言っていないでいわれたことだけやっておけ

そしていつしか、生存本能が満たされたら次に重要になるはずのこれらのテーマが、
どんどん薄れていってそのうち考えること自体も放棄してしまいます。

脳のリミッターに阻まれ、考えないほうがエネルギー使わないで済む、と見えないところに放り投げられてしまうのです。

これではやられたい放題、ですね。

考えることもせず、言われたとおりにしかやらない人間、もはや奴隷といえるかもしれません。

我々は自ら進んで奴隷になっていくのです。

 

奴隷から抜け出すために?

かたや本を繰り返し読むとその都度、
自分には見えていなかった世界が少しずつ広がるようになります。
知らない、理解できないとおもっていたことも
繰り返し読むことで自分の中で少しずつ世界の見え方が変わってきて
いつの間にかそれらに注意を向けられるようになっていきます。

これらはゲシュタルトとよばれる、
全体性という概念が関わってきますがここでは省略します。

本を通読することによって、
その本のもつ世界観の広がりに自分が同調していき、
自分に見える世界が少しずつ変わってくる、ということになります。
それは一度だけではあまり効果はなく、2度、3度、と繰り返すことによって
どんどん世界が広がっていくのです。

一度読んだことのある本でも、
例えば一年後に再度読んでみると全く違う本に見えたりするのも
これが原因になります。

ですので、本を何回も通読するというのは非常に大切になってきます。

☆本を本当に役に立てるには?

本を読むことの意義が伝わったでしょうか?
しかしはっきり言って、何か本から学びたいという気持ちがあれば
そこに書いてあることを実践しないと全く得るものがありません

読んだだけでは、「読んだだけ」です。
そこに書いてあることを実行に移してみて、
初めて自分の血となり肉となりとなります。

読んだだけではなぜ意味がないのか?
読むことと、やってみること、これは根本的に違います。
自分で行動してみて経験することには、
他者や周囲からのフィードバックの量が決定的に異なります

これらのフィードバックが、人間の情緒や感情などの
意識を構成する要素に働きかけ、読書するだけの「体験」とくらべ、
トータルで大きなインパクトを人間にもたらします。

たとえば、本に「他人とかかわることは大事なことです、明日から積極的に朝、みんなにあいさつしましょう」
と書いてあったとします。

読んだだけでは、「まぁそうだよな、言えてるよな。そりゃ挨拶すれば気持ちいいだろうな。」と考えるだけです。
実際にその場面を想像して、何か新しい感情を持つかもしれません。

実際に行動してみると、どうなるでしょうか?
朝挨拶してみる、これは「想像」ではなく「リアル」の世界での出来事です、

  • 自分がどこかしら緊張して、意を新たにした語調で頑張って挨拶してみる。
  • その時のどこかどきどきとした感覚。
  • 自分の声が、のどが震えて周囲に響いていくその感覚、時間の流れ。
  • 周りの人が「おはよう!」と返してくれるその声。
  • 目を合わせて行うコミュニケーション。

こうした「フィードバック」は本を読んだだけでは得られないのです。
「こうして人生変わった」などのマニュアル物は特に、
筆者がそこに書いてあることを実践してどう変わったか、のレポートのようなものです。
読んだだけでやらなければ、そもそも読んでないのと同じレベルです。
実際にやってみて人生が変わった、という話をしているのに、
何もやろうとしないで人生が変わるでしょうか?
自己啓発書や能力開発書は、
そもそもこうしたマインドセットを読者にセットアップすることに失敗しているか、
もしくは読者がこういう「実践」することの心構えを準備できていないため
同じようなテーマの本が繰り返し書店に並ぶのです。

「人生の幸福」なんて、何千年も人類のテーマになっていますが
それでもこの現代でも人はその情報を追い求めます。
実践をしないので堂々巡りを繰り返しているのです。

さて実践することの大切さが伝わったでしょうか?

「面倒くさい」

そもそも、実践することも、本を読むこと自体すら、「面倒くさいこと」です。

なぜわざわざ、そんなことに時間を使うのか?
実際、本を読むというのは目が疲れるし、
頭を使うのでエネルギー消費が激しく非常に消耗します。

そんなことしないでも、あなたは生きていけます。
その証に、今日これまでも、昨日も、
一週間前も、一か月前も、一年前も、
ずーっと無難に生きてきました。

そしておそらく、本なんか読んで実践なんかしなくても
同じように明日朝目を覚まし、学校や会社へと出かけていくでしょう。

これは最も心地よい状態です。
何の努力もいらずに、生きていられるのですから。
ぬるま湯、といってもいいかもしれません。
「生命を維持する」という最低限のレベルがすでに達成されています。
人間は本質的に変化を嫌がります。
昨日まで生きてこられたのなら、
なんで今日わざわざ変化する必要があるわけ?
人間の脳は多かれ少なかれそう思っているのです。

本当に変わる必要があるのか?

ですから、自分を本当に変えたいと思ったら、
これらの、脳が生理的に起こす「引き戻し」や「ブレーキ」を
乗り越えていかなければなりません。

強い希求があって初めて、これらを乗り越える原動力となります。
今までの自分じゃいやだ!
これから変わっていくんだ!
もっと自分らしくなれるはず!
こうした思いを強めなければなりません。

これらは、本を読む上での心構えともいえるでしょう。
娯楽として本を読むのであれば必要ないかもしれませんが
本から何かを学びたい、と思えばこれは必須です。
目的意識を持って取り組まなければ、
そもそも自分が何を目指してそれをするのか、読書するのかもわからないでしょう。
とりあえず、通読する。
これでも十分な効果は期待できますが
その上にさらに目的意識があればさらに世界が開けるスピードは加速します。

ここまで読まれる向上心の高い方であれば
きっと伝わるはずです。

さて、読書がどのように人生を切り開くように作用するのか、
お分かりになったかと思います。

これより、わたしの座右の書の二冊をご紹介します。

座右の書

1冊目
フロー体験 喜びの現象学
ミハイ・チクセントミハイ

2冊目
それでも人生にYESという
ヴィクトール・エミール・フランクル

この2冊から学んだ人生への向き合い方は
どんな時もわたしのよりどころとなってきました。

どんな本なのか?それは次回以降の記事で。

そこから学んだこと、また
わたしたちの日々の生活がより楽しくなるような
知恵も満載して書きます。おたのしみに。

 

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