元ジェットの 旅行記

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タイ・エロビデオの功罪

      2016/12/24

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大の日本びいきのタイ

 

タイの日本びいきと来たらもう異常なまでの熱の入れようで、
日本のものなら何でも「いいもの」というめちゃくちゃな状況の昨今です、

日本製品はなんであれ非常に人気があり、
日本食レストランがブームになり、
商品のラベルには「日本が書いてあれば売れる!」とばかりに、
訳の分からないひらがなの文字列が並んでいたり
ひどい場合にはタイ語の上に日本語でフリガナまで振ってあります。

日本が世界で、タイでもリスペクトされる理由

まぁこれも、
日本人が「社畜」という言葉に代表されるように
死に物狂いで働き、滅私奉公して生産物の品質を上げてきたからに他なりませんね。

製造業にもかかわっていないし
そもそも日本で住民税を納めていない自分があれこれ言うのも筋違いかもしれませんが。
日本という国は加工貿易、というように
外から手に入れた原料を加工して付加価値をつけて外に高く売って行く、といったやりかたで成長してきた国です、

今後は人口もしぼみ気味、内需が見込めなくなるとしたら
それこそまさに、国内で洗練させた価値観を輸出して食いつないでいくことが大切になるでしょう。

日本の文化はタイでは少なくとも圧倒的支持を得ています。

日本は好きだけど≒日本人も好き、というわけではない

タイで生活してきて思ったのは、
日本製品はスゴイと無条件にあがめられますが、
日本人だからといって無条件にあがめられるかといったらそうではないようです。

すぐイライラする、すぐ文句言う、
タイ人の上に立つ立場のような人は見下したような態度で接してくる、
などと嫌われてしまう場合も多いようです。

対面コミュニケーションは、
工業製品のようなモノではありませんから、やはり勝手が違うのでしょうね。

海外の文化、とくにこういう気候があったかい国では物事がゆっくり進んで人々もおおらかな気持ちでいるので
日本のような滅私奉公、年功序列、おかみには逆らえない暗黙の社会的了解といった軍隊方式の文化がいまだに再生産され強化され続けている社会のそれとはほとんど正反対です、

流行る日本文化、こんなものまで

日本人はもっと気楽に生きるべきだ、
海外はもっと日本人から規律ある性格であったりを学ぶべきだ、
等とはよく聞きますが、
まぁどっちも当たっているでしょう。
そんな日本文化の中でタイで少なくとも圧倒的支持を得ているのが
日本のエロビデオです。

家電製品の市場などを歩いていると、白昼堂々とエロビデオ屋台が出ています。
タイではポルノグラフィティはご法度ですが、
一緒に歩いていたタイ人に「なんであんなに堂々と売ってるわけ?」と聞くと、
「営業許可を買っているんだよ」とのことでした。
まぁ、それ以上は突っ込みませんでしたがどういうことか察しはつくでしょう。
覗いてみると、
エロビデオのジャンルが
「日本モノ」と「その他一般」みたいに別れていました。
日本モノ、ここでもそんなに人気なのか…と感慨深く思いました。
「いくら?」と聞いてみたら、3枚100バーツ、とのことでした。
300円ちょっとです。破格ですね。

教養のある人まで…

日本人のエロビデオ女優でかなり有名なのが何人かいるようで、
このまえタイを出国するときも入国管理官が
「お前日本人?おれがすきなのはおざわま○あとあお○そらだね」といっていましたし、

いつだったか道路で検問に引っかかり呼気検査をした時、
どうやって息吹きつけたらいいのかわかんなくてマッチの火を消すようにフッとやったら
「そうじゃねぇだろ、もっと強く吹けよ」といわれたようだったんだけど
そのころはまだタイ語の聞き取りがうまくできなくてぽかんとしてたら、
こいつ、ラリッてんじゃないのか?と思われたらしく
詰め所に連行されて尿検査までさせられて
あたり前だけど何の反応も出なくて帰り際に、
「おう、おれの名前はトンだ、日本て言ったらエロビデオ最高だよな!」とか
警察官が言っていたくらいなので
そのくらいタイ人であればだれもが知っている、「日本のエロビデオ」なんです。

どういう風に思っているんだか知りませんが、
自分の国では禁制となっているポルノグラフィティを堂々と商用販売している日本の女優が哀れなのか、
いやむしろ、怖いもの見たさというか下世話な野次馬根性がほとんどでしょう、
とにかく日本のエロビデオ女優は大人気です。

どうでもいいが否応なしにのしかかる「日本」という肩書、その功罪

まぁ、わたし的には別にどうでもいいことです。
もはや日本人とかタイ人とか、特に関係ありませんし、
海外に出て生活していればそのコミュニケーション能力だけで人から評価されます。
日本人はエロビデオを生み出したすごい国だ、とおもわれようが
日本人は哀れな民族だ、と思われようがどうでもいいということです。
そんなエロビデオの功罪、

功罪の功の部分を挙げるとしたら、
よくわかりませんが、
文化交流といえるかもしれません。
日本という国をより強烈に印象付けることになって
日本製品を今後も買い続ける動機の一つになるかもしれません。
そして日本の国力に貢献し続けてくれるかもしれません。
功罪の罪の部分を挙げるとしたら
おそらくそのエロビデオの内容に由来すると思われる単語もかなり普及していて、
タイ人の多くの人が知っています。
そして、初めてあった人などは特にこれらの単語を用いてアイスブレーキングしてこようとします。

そして功罪の「罪」。「こんにちは」と同格のエロビデオ用語

アイスブレーキング、というのは、
初対面同士の人があったとき、
知らない人同士ですから本能的に警戒心を持ちます、
その警戒心を解くためにジョークを言ったり、相手を笑わせたりして安心させる、
文字通りアイス・ブレークなわけです。
入国管理官がおざわ○りあとかいってたのも一つのアイスブレークといえるでしょう。

このアイスブレークに、タイ人が日本のエロビデオ用語を使ってくるのです。
例えば、つい最近もあったんですが、タイ人向けのパッケージツアーに混じってツアー旅行に行く時など。
ちなみにわたしはダイビングとかトレッキングのツアーによく行くので参加者は20代、30代が中心です。
ツアー旅行ですから、ほとんどが初対面同士です。
はい、みなさん、今日は外国人の参加者もいますよ、日本人です!
といってわたしを紹介すると
たいてい、同じ流れの出来事が起こります。

まず、女の子が誰ともなく、自分の知っている日本語を言う。
「コンニチワ」
「オハヨーゴーザーイマス」
云々。

そうしてもう一人くらい女の子が、
「ハーチメマーシテ」(初めまして)
とかいう。

その次にたいてい、お調子者の男の子が大声で叫びます、
「イクっイクッ!!!イクーーーッ!」

そしてみんながゲラゲラ笑うのです。

これ、正直、かなりウザい
ウザ過ぎです。

 

イクは挨拶じゃねぇんだぞ、おいコラ?

 

どこ行ってもたいてい同じパターンです。

これはアイスブレーキングだから、
「おい、あんた、そういう言葉は公衆の面前で使うもんじゃないよ」と説教するわけにもいかないし、
相手もみんながわたしの表情が崩れるかどうか注意深く見守っているので
微笑むしかありません。

世界のスシ、世界のカラオケ、そして世界の・・・?

微笑む、といっても、
どこに行ってもたいていこのパターンですから
だって、入国管理官や警察官までもがそういうことを言うんですから、
もう苦笑です。

苦笑を通り越して、
正直言うと不愉快です。

教育のある人までイクー!!とかいうもんですから、
もう、世界のスシ、世界のカラオケ、世界のイクーーーッ!ですね。

 

 

ウザ過ぎです。

 

 

ほかにも、おそらくエロビデオ由来の単語で
よく聞く言葉は
イタイイタイ!
とか
セマクテ
とか
キモチイイ
とかがあります。

セマクテ?狭くて?
意味が分かりませんがタイではかなり有名な言葉です。

セマクテというのは、タイ語でも意味をなしています、
แสมากูเตะと書けば、

แส(酔っ払って)มา(やってきて)กู(俺が)เตะ(蹴る)という意味になって、
これをジェスチャーと一緒に言ってくる人までいるもんですから
相乗効果でウザいです。
なんとかならないんですかね…

ほかにも、インドにいったとき、
日本人は電車の中でSEXするんだろ?すげえよな!とか言われたこともあります。
おそらくそういう企画もののエロビデオがあったんでしょう、

禁忌ではあるけれど、やっぱり興味がある「性」

性に関することはどこの文化でもたいてい禁忌度が高いですが、
やっぱり野次馬根性はだれしも持っているんですね。

 

それを商業としてさらに国際交流として昇華させた日本文化はもはや世界のスタンダード、
誇らしいんだかみっともないんだかよくわかりませんが・・・

ウザい事からも学びを得よう

イクーーーッ!と大声でゲラゲラしているタイ人をみていると
なんだか複雑な気分です。
ちなみにタイ語では
イクはอิคึと書きます。
これ、面白いのは、発音が
kuではなくてkʉ、なんですね。
(คはタイ語の子音の字種別でいうと低音字ペアkh、かつ短母音がつくと声調が上声になるので、音素ではìkhʉ́となりますが。)
日本語にはない母音なので訳が分からないかもしれませんが、
uというのは「口をすぼめてはっきりウという」ほうのウで、
ʉというのは、「口をイの形でウ」という、日本語にはない母音なのです。

でも、タイ人が聞くとʉに聞こえるみたいですね。
ほかにも、「津波」という単語は世界各国の言語にそのまま輸入されていますが
タイ語ではสึนามิ、sʉ̀naamí、なんです。
タイ語にはツ、つまりTSUの発音がないのでสの字のsの
音が当てられるのはいいんですが、
母音がuではなくてʉなんですね。
その理由は、タイ人にそう聞こえるから、に他なりません。

日本人がタイ語を習得しづらいのは、
このタイ語にはあって日本語にはない母音、が一つの理由ですが
実は日本人はこのʉの母音、ちゃんと言えてるんですね。
試しにあなたも、言ってみてください。
はい、リピートアフターミー、「イクっ!イクっ!イクっ!」、・・・

その「ク」の母音が、uではなくて ʉ になってると気づきましたか?
気づいた人はタイ語のセンスあり、ですね。
気づかなかった人は、おそらくタイ語習得は今後一切不可能でしょう。センス、ゼロです。
それでもタイ語を学びたい、という人はわたしのタイ語学習サイトでしっかり学んでください。

まったく、こうして少しでもなんかまともな学びとしなければやってられません。
人の顔見りゃ、イクッ!イクッ!イクッ!ですからね。

 

というわけでエロビデオの功罪、でした。

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