「言語を究める。」

タイ語・英語を話し、ビルマ語、ラオス語にもとりんでいる筆者が外国語学習について言語学習について実践豊富に考えていきます!

外国語学習の心構え その5 学習進度に不安を持たないためのマインドセット 3/ 4

      2016/03/29

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さて、前回までのお話では自分に対する自己評価が学習進度の不安の原因であることをお話しました。
そしてそれはほかならぬ自分で決めているのです。
自分で決めているものは、それが合理的でなければ決めなおせばいいだけの話です。

さて、不安を持たなくなるために自己評価を上げる、つまりエフィカシーを上げる方法についてお話していきます。

エフィカシーをあげる方法

自分の潜在意識も含め、
どれだけエフィケイシャスであるか(自己の能力の自己評価の肯定的度合い)
この度合いをエフィカシーといいます。

エフィカシーを高めると何事も不安に思わなくなります。
シグモイド曲線の爆発的閾値に達するまで、あせりも不安もなく学習を続けることができます。

そのためにはどんな手段があるのか?そんなテクニックを紹介していきます。
いよいよ第五話の実践です、読むだけではなく実際にやってみて感じたことを教えてくださいね☆

1)自分を肯定的に唱える呪文を唱える

一般的にはアファーメーションという言葉で普及しています。

自分が変わりたい状態を克明にイメージして、
それを言語で表現し、自分に言い聞かせるというやり方です。

わたしは大金持ちですべてのものが自由に手に入る生活が本当に心地よい、とか、
わたしは事業を成功させ社会に貢献しているのでとても自信にあふれている、とか、
今はそうではなくてもすでにそうなったかのように言語で表現して自分に言い聞かせ続けるというあのやつです。

あなたが取り組んでいる外国語が英語なら、

「わたしは英語を流暢に話し外国人の友達がたくさんいて文化の違いを肌で感じている毎日がとても楽しい」

とかになるでしょう。あくまで例ですが。

いっているうちに本当にそんな気になってきて、そうでない自分でいることが不愉快、不自然に思えてきて自然と自分を変えるための行動に自分を駆り立てます。それがこのアファーメーションがうまく働く原理です。

わたしの経験では、以前長距離トラックの運転手をしていたことがありますが、
最初は日本全国いろいろなところにいけて楽しかったのですが
1年しないうちに飽きてしまいました。
さらに第2話「語学力を高めるにはスキルより感性を磨くことに注目する」の項でお話したように
海外に対する強い希求がありましたので、
今はトラック転がしているけれど海外で生活している自分のほうがふさわしい!
ここにいる自分は自分らしくない!と自分に言い聞かせ、

  • 自分にはその能力がある!
  • 自分はそれに値する!

と叫びながら夜の国道を運転していました。

傍から見ればアタマがイカレテしまったのかと思われたかもしれませんが、
自分で望む人生を手に入れられたのであれば他人にどう思われたところで関係ありません。
どうぞご自由に、イカレテるとでもラリっているとでも言ってください、というところです。

ちなみに、トラックの運転手がつまらない仕事だということは言っていません。
わたしはトラックでなくてほかのことを目指した、というだけの話です、
外国語学習なんかさっさとやめて早くトラックやりたいんだ!という人があってもぜんぜんOKです。
何が価値あることで何が価値のないことなのかは自分で決めることです。
その人が本当に好きなことをやっているときが一番生産的で、
だからこそ社会のために役に立てるのです。
(第三話のモチベーションの2方向性、の項目でお話しました。)

 

そんな一人でぶつぶつ唱和するなんて、バカらしいなどといわずにやってみましょう。

バカらしいなぁ、と思って何もしないうちに人生終わってしまいます。

怖いですね。

2)アイテムを使う

これは視覚的に行うアファーメーションといえるでしょう。

第三話の「モチベーションを高めるには臨場感を高める」の実践の項目でお話したイメージトレーニング中に
好きなアクセサリーとかパソコンの待ち受けとかなんでもいいので常に目にしたり触ったりできる「アイテム」を
実感できるところにおいておき、イメージトレーニングで沸いた感情と結び付けます。

 

しばらくすると逆向きに、そのアイテムを見たり触ったりすると
常にイメージトレーニングで作った感情がよみがえるようになります。
なれないうちは何か起こっていると感じづらいこともあるかと思うので
意識して感情を再生するようにしてください。

 

このビジュアルアファーメーションは強烈です。
以前もお話しましたが、わたしが海外にいきたい思いを常に自分の中に高い状態で保っておこうと
わたしにとっての「海外の象徴」であった横浜港とベイブリッジの写真を常に目に付くところに貼っていました。

 

また、こんなこともありました。
月に一度未満の頻度でたまーに食事したりして近況を雑談したりするガールフレンド(というか女友達)がいたのですが
その月に一度未満の頻度は少なすぎず多すぎず、お互い自立していたいというか
好き勝手なことにチャレンジしていたいという性格のわれわれにとってはちょうどいい具合でした、

たまにしか会わないところが、また会ったときの新鮮さを引き立ててもくれたのです、
あるとき食事に行ってなんとなく二人で写真を撮ったのですが
その写真がよい雰囲気の出来だった(最近のケータイのエフェクトはすごい)ので
気に入ってしまいなんとなくパソコンの背景画面に設定してみました。

すると、いやでも毎日見るわけです。
そのたびに、二人で食事しているときの楽しい感情がよみがえってきてどんどん高ぶっていきます。

そのうち、ああ、このことずっと一緒にいたい!
と胸が高鳴り止らない状態になってしまい頻繁に連絡するようになってしまいました。

するとそれまでの「お互いにとってのちょうどよい距離感」が崩れかけ、
「いったい何なのよあんた、うっとうしいわね弩!」とキレられてしまいました。
そこではっと気づいたわけですが、
そうか、自分の中で反復してその感情を反芻し追体験していたから
自分の脳みその中で感情の回路が固定化し
ものすごいモチベーションになって連絡しまくっていたんだ、と納得したわけです。

それでも押しに押して新しい関係に進むべきだったかのかどうかの
善悪の判断は読み手の皆さんにお任せします。
わたしはそうはしないと自分で決めたのでそうはしませんでした。

このように、毎日目にするもの、そしてそれが特定の感情に結びついていれば
これはものすごいアファーメーションになります。
「いや、そうじゃないよな」とか、
「いや、そんなことねぇだろう」とかいう言語のフィルターを通さずに、
視覚や触覚からダイレクトに脳に影響しますので、本当にすっと入っていってしまいます

 

これを外国語学習に応用するのです。
第三話でおはなししたイメージトレーニングで作り出した、
あなたが取り組む外国語学習に対する情熱への臨場感を
「あなたのお気に入りのアイテム」に結びつけるのです。
そうするとあなたは自動的に、苦を感じることもなく、呼吸をするかのごとく学習に取り組むようになります。

 

わたしの場合は、三菱鉛筆のUNI パワータンクというボールペンにこういった感情をこめています。
書くことが好きなのでパソコン以外にも、ノートやメモ帳とともにこのボールペンを常に持ち歩いています。
書こうとするたびに使うのがこのUNIパワータンク。
空気圧でインクを圧縮しているので
さかさまにしてもどういう向きでも書き込める点が優れています。
まぁそんなシチュエーションあまりないのですが壁などに紙を置いて書くときに文字がかすれません。
わたしは筆圧が強いので紙が破けないように、筆跡の太さが0.7mmのものを使っています。

 

赤、青、黒のインク芯があったのですが青が廃盤になってしまったのが非常に残念です。
ネットで探せば在庫がまだ出てきますが、グーグルのかなり後ろのほうのページまで見なければ見つからないんです。

このボールペンを使うと、ヤル気や楽しい感情が握っただけで思い出され、
常にベストコンディションになれるのですそりゃ勉強も楽しいしはかどります。

 

さらに!人生を根本から塗り替える!

ここまでのお話のようにアファーメーションは良くも悪くも働くものですので、
自分が普段から目にしているもの触っているものが
どういう自分の感情に結びついているのかせっかくの機会ですので内省してみてはどうでしょうか。

たとえば、「部屋が散らかっているけど面倒くさくて掃除する気になれない」というのであれば、
毎日その部屋で過ごして「きったねぇなぁ、でもまぁいいや」となり、
「自分は汚い環境が似合っている人物である」
「自分はやりたいことやるべきことを先延ばしにする体質である」
「自分は面倒くさいという感情に他の何よりも優先して自分のことを支配させている人間である」
と無意識のうちに自分自身にアファーメーションしていることになります。

これが毎日ですから、その効力は大変強力なものです。
本を一冊読んで感動したとか、
わたしのブログを読んでそれに気づいてくれたのであればその経験とか、
それだけの「ちょっとやそっと」では到底覆しきれないレベルまでいってしまいます。
脳の神経回路の固定化、つまり精神的障害であるトラウマにも匹敵する思考の定着化です。
それはつまるところ自分の習慣であり個性であり人格そのものとなっていくのです。

「語学がなかなか上達しない」にとどまらず
「人生がなかなか思うように変えられない」と感じているのであれば
それこそが原因なのではないのでしょうか。

納得できましたか?
納得できたのにどうしても出来ない、実行に移せない、という方は
1)この記事を定期的に繰り返し読む

2)数ヶ月かけて少しずつ慣らしていくように設計されたCD教材などを試す
しかないでしょう。

2)について、以前紹介したものも含め再度リンクしておきます。

ダイナマイトモチベーション

 

このアファーメーションの理論やテクニックは苫米地氏の書籍に
非常に明快に示されているのでできればそちらも参照することをお勧めさせていただきます。
こちらは本ですので別に高額なものではありません。
たったの千円ちょっとです。人生が変わるのであれば安いもんです。

 

 

そんなもの買いたくも読みたくもない、面倒くさいし。とか言うのは禁句です。
面倒くさがっているうちに人生終わってしまいます。
怖いですね。

長くなりましたのでいったんここまでで休憩です、
次回4日後の投稿をお楽しみに♪

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