「言語を究める。」

タイ語・英語を話し、ビルマ語、ラオス語にもとりんでいる筆者が外国語学習について言語学習について実践豊富に考えていきます!

外国語学習の心構え その5 学習進度に不安を持たないためのマインドセット 2/4

      2016/03/25

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前回は
物事の習熟度はシグモイド曲線に従って推移する、
進捗が信じられなくてもいつか爆発的に延びる時期が来る!というお話をしました。

頭ではなんとなくわかっても
実際に進捗への不安は沸いてくるし、
その爆発的時期がいつやってくるのかが不安で仕方ない。
いつ来るかわからないものを確信しろといわれても・・・という声もあるかと思います。

今回はそんな不安とうまく付き合う方法をお話します。
主張としては、「自分を肯定的に捉えていれば何事にも不安になることはない」ということです。
では、どういうことか順を追ってみていきましょう。

「世界」の成り立ちかた

前回の導入で、自分の能力の自己認識は心身に大きな影響を与えるということをお話しました。

これは外国語学習の領域を超えた話になるので詳細は別のコンテンツでお話しますが、
とにかく「人間は自分の捉えた世界のみが現実となる」、ということのみお伝えしたいと思います。

今もこうして記事を読んでいるうちに、
地球の反対側では凶悪な惨事が起こったり
または心温まる人道的なストーリーが進行しているかもしれません。

画面でこの記事を読んでいるあなたの頭の後ろには、
どうやって血を吸ってやろうかと蚊がぷんぷんしているかもしれません。
もしくは、お母さんが「今日の夕ご飯はどうしようかしら」とスーパーの売り場で品定めしているかもしれません。
手にとって見ているのはニンジンかもしれませんしキャベツかもしれません。

しかしそれはあなたには知り得もしないことです。
しかし、潜在的には、それは現実世界で確実に進行しています。
あなたが知らないだけで、そこに存在していることは事実です。

これを逆向きから言うと、あなたの認識している世界は
あなたが認識した範囲に限った世界であり、
その意味で人間は限りなく無知であるといえます。
他に起こっている無数の出来事の中から、自分の知識や経験や想像の範囲の中でのみ
世界を捉えており、それがあなたにとってのすべてなのです。

自己評価は自分で選んでいる?

自己評価も同じです。
他人から見ればそれほどひどいわけでもないのに、
あなたが自分は才能がないと思えばあなたには才能がないのです。
他のすべての「もしかしたら才能があるかも」という可能性をすべてシャットアウトしてしまっています。

プラス思考が大切だといわれるのははしょっていってしまえばそういうことです。
自分の不安や自信のなさや感情などに自分の可能性を制限させてしまうからです。
無理やりにでもプラス思考をすれば、それ以外の可能性を残すことになります。
可能性が残るということは、あなたはそこから自分でどちらかを選ぶことができるようになり、
選択肢が多いほどそれは自由であるということであり
選択肢がひとつしかなければあなたは自由ではないのです。

人間誰しも、自由でいたいですよね?
だったら選択肢を多く持ちましょう。ということです。
そして、自分にとって有意義なほうの選択肢を選びましょう、ということです。
(わざわざ意味のない選択肢を進んで選ぶアタマのよくない人はいないと思います)

自己の能力の自己評価=セルフエスティーム

自己評価は自分で認識したように自分で決めているとお話しました。

自信がある、自信がない、などの自分の状態、もしくは自分の能力に関する自己評価のことをセルフエスティームといいます。

セルフエスティーム(自己評価)が高ければ高いほど、その人はエフィケイシャス(Efficacious、自分自身に肯定的)であるといいます。

 

自己評価が高い方がいいに決まっています。
自分に無駄な制限を一切かけないからです。
自分にはできない、自分には才能がないと思い込んでしまえば、
以前もお話した「ホメオ・スタシス」、つまり生態維持機能がはたらいて
あなたの無意識があなたを「能力のない人間」だと思い込ませようとしてきます。
よく、ふたをした瓶の中の蚤がそれ以上飛べなくなるとかいいますよね。

これが厄介なのはすべて無意識に起こるということです。
ですから自分の自己評価は常に内省していなければいけません。
あなたは知らず知らずのうちに自分の無意識に支配された奴隷となってしまいます。
無意識や潜在意識を味方につける、とかいいますが、要点としてはそういうことです。

 

無意識や潜在意識に善悪の価値判断はありません、
いいことであれ悪いことであれあなたが臨場感を持って感じていることが潜在意識のすべてです。
あなたが日ごろから口にしている言葉や言語化しないで行っている思考そのものが反復されるうちに脳内で神経回路として固定化され、やがて自分の習慣となっていくのです。

たまに、「何をやってもうまくいく人」や
「常に調子のよさそうな人」などを見かけてうらやましくなりますが、
そういう人は知らず知らずのうちに肯定的な思考を無意識のうちに出来てしまっているのでしょう。

 

潜在意識はハイアーセルフでもサムシンググレートでも何でもありません
そういうオカルトチックな煙に巻いた物言いでちょろまかすのはやめてしっかり理屈を考えましょう。
考えることを放棄して答えだけ求めると、カルトにはまります。
考えるのをやめた人が「おれ、その答え知ってるよ」と嘯くカルトの教祖におびき寄せられてお布施奉納マシーンとして洗脳されるのです。

潜在意識とは、ただの「意識化できないが確実に活動している脳内神経信号情報処理」なだけです。

わたしの意見では、人間の脳は確かにスーパーコンピューターである。が、ショートしたサーキットのスーパーコンピューターである、というものです。
意図しないところでも勝手に電気信号がどんどん流れいろんな想念が湧いてきてしまいます。

ためしに座禅してみましょう。
座布に座らなくてもいいので、少しの間「無」になってみてください。

 

 

・・・

 

 

 

5秒で雑念が沸きます。もしかしたら3秒かもしれません。
無になる、なんて無理です。
座禅で言う「雑念」は、生理的に回避不可能なのではないかとすら思います。
修行が足りないわけでも人間が未熟なわけでもなく、脳みそとはそういうものなのです。

このようにして潜在意識とは、意識には上げられないがどこかで脳の回路がショートして勝手に起こっている想念、と捉えれば話は早いです。
想念が起こる、といってもランダムに起こるわけではありませんから、何が元になっているかというと過去の記憶と日ごろの行いや言動、思考パターンがそれそのものなのです。

座禅の場合は、無になるのではなく、湧いてくる雑念にとらわれなければそれで理想の境地、となるとおもうのですが
これは言語学習の話なので、潜在意識にとらわれない方法ではなく、学習がはかどる方向へ積極的に干渉していく方法を提案していきます。

実は間違っていなかった?! あの教団・・・

むかし、「(教祖)最高ですか?!」「(会場)最高でーす!!」というのがありましたが、
毎日「最高でーす!」と思っていれば本当に最高になります。
あながち間違ってはいません。
あのケースでは医療施術の資格を持たないのに癌が治ると謳って医療行為を行っているとか
悪いカルマがついているの様なことを言って恐怖をあおり
人から金銭を集めたため法律的に詐欺であるとされ社会的に抹殺されました。

 

しかし「最高です!」と思い込んでしまえばイワシの頭も信心から、本当に最高になることはありえるという意味でわたしはコンセプト自体には反対していません。
法律的にまずいとされる一線を越えずに、人の恐怖をあおったりしなければあれはあれで「最高」にハッピーな団体だったわけです。
(「最高」が何なのか定義したほうがいいですが、まぁ文字通りサイコーなんでしょう。Psychoじゃないですよね。)

団体として金銭的に経営が苦しくなったか、
もっと金がほしいと欲張ってしまったかの
どちらが本当の理由かわたしに察することはできませんが、
人の恐怖をあおったり病気になるぞと恐喝したりする方向に行ってしまったので
社会的許容範囲の一線を越えてしまったのです。
「最高ですかー?!」とだけやっていればよかったのに、と悔やまれます。

こうした概念は、利用できるところは平和的に利用していけばいいだけです、
何もすべてを否定することはありません。

仏教徒ではなくても仏教の解説書を読んでその叡智に授かろうとするのと同じで
自分でうまく利用していけばいいだけの話です。
別にキリスト教を信じていなくても、隣人を愛せとか、汝自身を知れとか、
右を打たれたら左を指し出せのような非暴力の概念はすばらしい社会善です。
イスラム教を信仰しなくても、偶像崇拝が妄信迷妄につながる危険性は理解できます。

そういう伝統宗教は長い歴史の中で人々がまじめに取り組んできたためある程度まともなものになっています。
方や新興宗教が社会問題になるのは、
そういう歴史の中での研磨錬鑽がないまま体系化されてしまい、
本当は信者が自分でやらなきゃいけないこと(自分の人生の目的を自分で決めることなど)を
他人にやってもらおうとするから悪意を持った人に搾取されるのです
(ラクしてできるようになることはないでお話しました)。

話がいつのまにかカルトの話にそれましたが、
セルフエスティーム(自己肯定度合い)やエフィケイシャス(自分のことを肯定的に評価している)であるというのは自分の顕在意識、無意識の両方から影響を受けていることがわかったかと思います。

この次の投稿ではいよいよ、「ではどうしたらよいのか?」の提案に入っていきます。

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