「言語を究める。」

タイ語・英語を話し、ビルマ語、ラオス語にもとりんでいる筆者が外国語学習について言語学習について実践豊富に考えていきます!

外国語学習の心構え 敬語・丁寧語表現を積極的につかう その1  5/5 最終回

      2016/02/17

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さて、前回からの続きです。
知らないうちににぶっきらぼうな話し方が身についてしまっていたわたしですが、
どういうことが起こったのでしょうか。

 

言葉のもたらすインパクト

当初は、自分のせいではないと思っていました。
何でこんなに世界はつまらないのだろう?
邪険な人ばかりで、どこかよどんでいるようにしか見えない。

 

人間は高度に社会性を持つ生物で一人では楽しみを感じられませんから
外界とのかかわりが充実しないと人生楽しめませんよね。

 

ふと通っていたタイ語レッスンで先生から「敬語を重んじる」ことが
どういうことなのかを聞いたとき、
そんなことに思い至りそれ以来話す言葉をためしに改めてました。

やったことはと言えば、

誰に対して接するときも「ですます調」で話し
敬語を積極的に使うようにした

これだけです。

 

 

 

 

 

 

結果・・・

はっきりいって、人生数倍楽しくなりましたね。

もちろんすぐにその場で、というわけではありませんが
だんだんと、です。

 

言葉に気をつけると、生活がどうかわるか

  • 役所の手続きなんかどこへ行ってもスムーズだし
  • 会社ではみんなが頼んだ仕事快く引き受けてくれるし
  • レストランでは店員に丁寧に対応されるし
  • 観光地に遊びに行っても「タイ人かと思いましたよー」とかいってローカルプライスで楽しめるし
  • 出会う人で会う人いい人ばっかりだし
  • 更にそれらの人が積極的に手助けしてくれる
  • たとえば何かサービスが必要なら安くやってくれる知り合い紹介してくれるし
  • 買い物で困ってると探しに行って見つけてきてくれるし
  • タクシーに乗っても、運転手さんと和気藹々とおしゃべりできるし
  • ぼったくられないし
  • 満員電車でも「すみません通していただけませんか」と丁寧に言うだけでモーゼの海が割れ道が出来るかのごとく道を明けてくれたり

大体初対面の人だと、最初の3秒の挨拶で
それ以降その人が自分に対して接してくる態度が決まります。
言葉遣いをみられ自分の品格を定められ、普段ワイルドな人も至極かしこまった接し方になります。

それ以来、わたしに訪れるようになったチャンスは大きく人生を変えました。

  • 紹介でダイビングスクールでスキューバのライセンスを取ったり
  • パラグライダーの資格を取ってタイ全土各地の空を飛びにいったり
  • 自家用車でラオスを旅行したり
  • 借家で家賃無駄に払うよりなんか将来の資金にしたほうがいいだろう、部屋が空いているから住まわせてやるという人が現れたり
  • 一緒に商売をやらないかという人まで出てくるし・・・
  • トライアスロンの国際大会を開くので実行委員になってくれ、と言われたり・・・
  • ビエンチャンにレストランを開くので仕切ってみないか?といわれたり・・・
  • おれらの地元を盛り上げてくれ、学習塾を開いてほしいんだ、と言われたり・・・

それまでは家に引きこもってじっとしていることが多かったのですが
以来人生がパッと明るくなりました。

 

別に「かいがいではっちゃけてます自慢」したいわけではありません、

どれもいわばタナボタのようにして降ってきたチャンスです。

しかしやはりそれらは「人付き合い」から生まれており、まさに言葉が人生を変えたのです。

こんなこともありました。

以前ペチャブリの田んぼの中にあるキャバクラで飲んでたとき、
夜も更けて帰ろうかとしたら田舎なものでタクシーがない。

ねぇちゃんに何とか足を手配してくれないかお願いしたところ
やがてバイクが一台やってきました。

現れた兄ちゃんは全身刺青だらけで
いかにも悪さしてそうなチンピラ屋さんそのものです、

あげく「おう、俺の元カノはどんな感じだったんだ?ぁあ?」とか言い出す。

・・・(いくらなんでも元カレなんか呼ぶなよ)

こういうときは細心の注意が必要です、
色事関係や面子、面目に関することにはタイでは非常にセンシティブです。
上座部仏教の実践から、「怒ることはみっともないこと」とされているため
怒るほうも怒られるほうもトレーニングが出来ていない。

日本だとよく、店員とか駅員とか、「頭を下げるべき人」とされている人に対して
因縁つけたり怒鳴りつけたりする人いますが、
そういうことやるとタイではかなりの確立で怨みをかい仕返しされます。

それも歯止めが利かない怒り方するので、
密造銃とか凶器が出てきて下手したら命が消えます、

物腰柔らかい話し方が身についていたわたしは
適当に世間話しているだけで
「あんたずいぶん礼節があるな、ペチャブリ楽しんでってくれよな」
と、

チンピラ屋さんをも懐柔できたのです。

(見かけがチンピラなだけで中身はまともだっただけかもしれませんが)

 

丁寧語は命をも救う。

 

これに気づかないうちは、
人々が邪険なのはそういうものなんだろう、
と位にしか思っていませんでしたが、
そうじゃなかったんですね。

自分の使っている言葉によって自分の周りの世界が作り出されているのです。

実感してみないと腑に落ちないかも知れませんが、「事実」です。

 

言葉が人を創る

また、言葉は自分をも律します
丁寧にしゃべっていると、
だんだん性格も友好的になってきて温和になります。
世の中をゆがんだ視点で見る必要がなくなり、
心がおおらかになり余裕が生まれ
更に周りに人が集まるという好循環が生まれます

 

単語とか文法とかも大事ですが、
ある程度実際に話すようになったら
まずは敬語・丁寧表現を抑えることが大切だと思います。

 

人に好かれる性格だ、なんて自分で言うことではないのはわかっていますし、
ほんとうのところはそんなに中のよい人が何百人もいるわけではないですが
一人で部屋に閉じこもってジーっとしていたころと比べると
人生数倍楽しくなったのは本当です。

 

心構えその1 まとめ

外国語を志す方、
特に留学や海外生活にかかわる方、
ぜひ一度参考にされてみてください。

 

気づかないうちに他人に不快感を与えているとしたら
これほど損なことはありません。

 

ほんの少しの心構えでそれは劇的に改善するのです。

 

別に、常に低姿勢で頭を下げろ、とはいいません。
卑屈になる必要はこれっぽっちもありません。
言いたいことを言えばいいし、イヤなことにはNoをいっていいのです、

 

ただしなににせよ丁寧に言うだけでだいぶ印象が変わる、ということです。

 

 

というわけで、
絶対にお勧めしたい外国語学習の心構えその1でした。

 

 

 

もちろん心構えやコツはこれだけではありません。

 

次回は

  • 言語スキルよりも感性を磨くことに着目する 心構えその2
  • 学習のモチベーションを高めるには臨場感を高める 心構えその3
  • ラクしてできるようになることはない 心構えその4
  • 学習進度に不安を持たないためのマインドセット 心構えその5

についてお話したいと思います。

 

  • なかなか上達しない
  • なかなか学習を習慣づけられない

という方には参考になるのではないかと思います。

 

それでは!

 

 

おまけ
わたしにはタイで暮らす欧米人の友人もいますので、
同じこと(敬語・丁寧語を心がけること)を英語に応用してました。

するといつしか、イギリス人から「おまえはGentlemanだな」といわれるようになりました。
イイヤツ、という言葉はあまり肯定的でない場合もありますが、
イヤなやつ、と思われるよりかましですね。
イギリス人の言うGentlemanなんだから本当の紳士だといいですね。

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